組込み用GUI開発において文字情報に関するお悩みの一つに、限られた画面に「なるべく多くの情報を見やすく表示したい」というものがあります。
特に多言語用UIを設計する際には非常に工数がかかる部分になります。
その場合、略語の採用や文字自体を小さくするなどの対応が考えられますが、フォントデザインからのご提案をご用意しました。
製品開発における組込みフォントの提供に多数の実績と経験を持つダイナコムウェア株式会社では、「金剛黒体コンデンス」と「採用事例(デジタルカメラ:OM SYSTEM OM-1)」をご紹介いたします。
多言語UIフォント『金剛黒体』とは |
「金剛黒体」は、液晶における表示ニーズに対応し、フォントの中心の空間が適切で、最高の視認性、閲覧性を有する中性的で洗練された新時代のゴシック体です。
12種類のウエイトと豊富な多言語に対応しており、国内向け、国外向け製品での文字デザインを統一化できるため、ローカライズにも優れています。
コンデンス書体とは |
「コンデンス書体」は、通常形よりも横幅を狭くデザインした書体です。
限られたスペースにより多くの情報(文字)を、視認性・可読性を損なうことなく表示することを目的につくられています。
金剛黒体コンデンス |
「金剛黒体コンデンス」は、金剛黒体を様々な用途に合わせて使用できるように、基準となる金剛黒体から90%、85%、80%、75%の4種類の長体率と6種類のウエイトで展開するコンデンス書体です。
滑らかなストロークに縦線・横線の太さを均一にして構造に安定性を持たせるなど、細部までこだわり、小さなサイズの文字も高い視認性を保ってご使用いただけます。
詳細資料では、「GUIツール等で長体をかけた場合」と「金剛黒体コンデンス」の表示結果をいくつかのポイントを例として比較しています。
金剛黒体コンデンスの各長体率のデザイン比較 |
採用事例 |
OMデジタルソリューションズ株式会社が2022年3月18日に発売したミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM OM-1」に「金剛黒体コンデンス 日本語書体/多言語書体(カスタマイズ版)」が採用されました。
「金剛黒体コンデンス」を選択された理由、採用の決め手となったポイント、反響など、製品開発者の方にお話を伺いました。
詳細資料ダウンロード |
今回ご紹介した「金剛黒体コンデンス」「採用事例のご紹介『OM SYSTEM OM-1』」に関する詳細資料をダウンロードいただけます。
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