RTI Connext® DDS とは

RTI Connext® DDSは、医療機器やシステムをつなぐための国際標準規格であるData Distribution Serviceのソフトウェア通信フレームワークです。このシステムを使うことで、安全で信頼性が高く、リアルタイムで動作する統合ソリューションを実現できます。RTI Connextを使えば、ソフトウェアチームはインフラの構築に時間をかけることなく、アプリケーションの開発や新しい技術の導入に集中でき、製品開発の期間も短縮されます。また、この仕組みによって、異なるプラットフォーム間で柔軟なアプリケーションを作成できるようになります。

 

さらに、RTI Connextの分散型リアルタイム通信フレームワークは、複雑なシステム全体をスムーズに接続し、拡張性を高めるのに役立ちます。RTI Connextでは、データが他のアプリケーションやシステムとやり取りするためのインターフェースとして機能します。このシステムを使うことで、医療システムやサブシステムを仮想データバスを基に設計でき、今後のニーズの変化に適応できる柔軟な構造を持ったシステムを構築することが可能になります。

組込みフォントの採用事例

 カシオ計算機株式会社が2019年5月に発売した皮膚病変を観察/撮影するための皮膚科医向けデジタルカメラ「ダーモカメラ DZ-D100」および2022年3月に発売した子宮頸部を観察/撮影するための産婦人科医向けデジタルカメラ「コルポカメラ™ DZ-C100」に、ダイナコムウェアの組込み用フォント(Embedded DynaFont)から「組込みUDゴシック体」が採用されています。

 医療従事者向けの医療製品を中心に扱う東レ・メディカル株式会社が開発・販売する、急性または慢性腎不全患者等を治療する目的で血液透析や血液透析ろ過(オンラインHDF)などを行う場合に用いられる透析用監視装置「透析用監視装置 TR-10EX」に、ダイナコムウェアの組込み用フォント(Embedded DynaFont)が採用されています。

「透析用監視装置 TR-10EX」の採用フォントには『DigiTypeフォント 日本語/欧州言語「ゴシック体」』をご利用いただいています。


 

詳細資料ダウンロード

今回ご紹介した『RTI Connext® DDSに関する詳細資料をダウンロードいただけます。



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